バターコーヒダイエット1日目

いつも私は6時半に起床し、8時までに出勤することにしている。だが今日は6時に起きて、人生初の完全無欠コーヒーを自宅で淹れることにした。

豆を挽き、ケメックスのコーヒーメーカーでコーヒーを作ってから、目分量で大さじ1杯のバターと少量のMCTオイルを加える。
これから段階的に、分量は推奨されるもの(大さじ2杯のバターと大さじ1杯のオイル)まで増やしていくつもりだ。

BulletProofExec.comはミキサーにかけることを勧めているが、やめておくことにする。おそらくオフィスでコーヒーを淹れることが多くなると予測されるので、大きな音は立てたくなかったのだ。

カップの中をのぞき込む。油膜を流したかのように、黒い液体の表面を黄色い光沢が覆っている。

何度かかき回し、一口すすった。味は申し分なかった。バターを入れると、たいてい何でもおいしくなる。それは濃厚で温かくて脂っこく、ある種、豚骨スープのようでもあった。

謎めいた秘薬は苦もなく私の舌と食道を通過し、喉と体内に油を差した。6時45分には眠気が吹き飛んでいた。

出勤の途上、私は普段よりも頭が冴えているように感じた。ただのプラセボ(偽薬)効果だった可能性はあるが。朝刊をすらすらと読み、後回しにしていた記事もSNSで次々とチェックした。

だがオフィスに着いたときには、早くも空腹を覚えていた。10時には飢えていた。

午後1時にミッドタウンの高級レストランでランチ・ミーティングに臨んだときには、こじゃれたバーガーをろくに味わいもせずにむさぼり食う始末。その後は退勤までモニターを見て過ごしたが、満腹後の激しい睡魔にさいなまれた。

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